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この記事の目次
Stellar/Lumenを持っているだけで増やす方法
皆さんこんにちは、ニルスです。
この「持っているだけで枚数を増やす」シリーズもWAVES、LISK、ARKに続いて4記事目です。
※LISKの場合
ステラ/ルーメン(XLM)にもウォレットに入れたままでありながらジワジワと枚数を増やせる設定があります。
頻繁にトレードされる方なら微々たるものでしょうが、特にデメリットもなくいわゆる「ガチホ」をする人にとって利用しない手はないものですので、少々複雑ですがチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
XLMのinflation(インフレーション)とは
XLMの発行枚数は価格の安定化のため年1%のペースで増えていく(インフレーション)のですが、一定割合以上のホルダーからの投票を集めたアドレスあてに、その増えた分のXLMが配布されるようです。
しかし「年1%のインフレーションの恩恵に預かりたいからオレっちのアドレスに投票してくれや!」と言っても「なんでお前が枚数増やすのに貢献しなきゃならんのだ」と誰も投票してくれませんよね?
そこで投票を集めるために、配布されたXLMを投票してくれた人に還元するプールの仕組みがあります。代表的なものが下記サイトです。
※上記以外にもいくつか存在するようです。
1. プール側はホルダーの投票を集める。
2. たくさんのホルダーの投票により、プールはインフレーションで増えたXLMの配布を受ける。
3. プールは投票してくれたホルダーのXLM保有量に応じて、配布されたXLMをユーザーに還元する。
ざっくり言うとこんな感じです。
ユーザー側からしたらWavesのLPoSやLISK・ARKの委任(投票)に近い仕組みですね。
xlmpoolでのinflation投票のやりかた
いろいろやり方はありますので自分で見てできる方は下記URLの「Setup tutorial」を見て下さい。
私はあまり使い勝手が気に入らないのですが、WEBウォレットのアストラルウォレット(二段階認証もできます)なら入れておくだけで勝手にインフレーションプールの設定がされるそうなので、これが一番簡単な方法でしょう。
これから解説するのは公式のTransaction Builderを使用して手動でインフレーションの設定をする方法です。
プール側には秘密鍵は知られず設定を行えますが、秘密鍵を使う方法なので自信のない方は避けたほうが良いかもしれません。
さて、これから解説する方法は秘密鍵(Private Key)が自分で管理できるウォレットなら公式でもサードパーティでもなんでも構いません。
※私は個人的に一番使い勝手の良いロブスターウォレットを使ってます。
設定の前に自分のXLMアドレスをExplorerでみてみましょう。
「inflation:」の欄を見ると「GCLG」となっております。このアドレスをPoolのものに変更しようというのが今回の目的です。
ではサクッと解説します。
全部の欄を埋めるわけではなく、書いた通りの欄・ボタンのみ入力していくようご注意下さい。
まず下記の公式サイト内ページにアクセスします。
1. 「Transaction Builder」を押下します。
2. 公開鍵(Gから始まるXLMアドレス)を「Source Account」欄にペーストします。
3.「Fetch next sequence number for account starting with…」ボタンを押下します。すると「Transaction Sequence Number」欄に数字が勝手に表示されます。
4. 下にスクロールして、「Operation Type」という欄までいき、右のドロップダウンリストから「Set Options」を選択しましょう。
5.「Inflation Destination」欄にプールのアドレスをコピペしましょう。
XLMPOOLの場合は
GA3FUYFOPWZ25YXTCA73RK2UGONHCO27OHQRSGV3VCE67UEPEFEDCOPA
です。
6. 色々入力欄がありますが全部飛ばして画面の一番下までスクロールしていくと「Sign in Transaction Signer」というブルーのボタンがあるので押下して下さい。
7. 次の画面に遷移します。Signatures欄の「Add Signer」欄に秘密鍵をペーストして下さい。すぐ下の「Sign with Default BIP Path」ボタンは無視して下さい。
8. また下にスクロールして、「Submit to Post Transaction endpoint」という青いボタンをクリック。
9. 次の画面に遷移します。「Submit」ボタンを押下して終わりです。
数秒待った後、またExplorerで自分のアドレスを見てみましょう。
inflation:欄が「XLMPOOL」に書き換わっていますね。これで設定完了です。
まとめ
上記方法はウォレット側が設定を用意していない場合のマニュアル設定手段であり、秘密鍵を使う方法ですのでくれぐれも自己責任にてお願い致します。
英語の掲示板ですが、一応私が参考にした元URLを貼っておきます。
https://stellar.stackexchange.com/questions/38/how-do-i-select-an-inflation-destination
こちらには細かく画像もあるので、順番通りに進んでいけばそこまで難しい作業では無いかと思います。
というわけでXLMのプールの設定方法でした。
私のようにXLMをロブスターウォレットに入れっぱなしにしている方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ではまた。
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