ページ読込中...

Loading...

 ニルスの暗号通貨日記

「ニルスの暗号通貨日記」は、暗号通貨 / 仮想通貨でセミリタイアを狙う貧乏サラリーマンが日々の投資を綴るブログです。暗号通貨投資(トレード)、ビットコイン・アルトコインのマイニング、その他雑学等について書いていきます。

02.アルトコイン aeternity

aeternity(エタニティ)―ブロックチェーンテクノロジーを大量採用に向け進化させる

投稿日:2018-02-24 更新日:

aeternity(エタニティ)

BITMEXの登録はこちら

レバレッジ1~100倍、追証なしのBITMEX。
バナーから登録で半年間手数料10%割引半年経過後は再登録すれば再び割引適用)。

aeternity(エタニティ)

皆さんこんにちは、ニルスです。

今回はaeternity(æternity/エタニティ/AE)についての記事となります。

実は、かなり前からサイドバー(スマホだと記事下)の価格ウィジェットを設置しているくらい、個人的な推しコインのひとつです。

ではなぜ今まで取り上げなかったかというと……何度も書こうと思いつつ、私には難しすぎて理解が追いつかず、記事に落とし込むことができずにずっとスルーしてしまっていたのです……。

しかしごく一部しか理解できていないイーサリアムも記事にしている中、その言い訳は通らないなと我ながら思い、今回挑戦してみることにしました。

というわけで内容は次項からです。

仮想通貨税務サービス

仮想通貨の税金計算はお早めの準備を!コインタックスなら見積もりは無料です。

 

aeternityとは?

æternityは2017年にテストネットが開始された、スマートコントラクトと分散型アプリケーション(Dapps)のプラットフォームです。

トークンであるAEはプラットフォームの燃料(ガス)として機能します。

今回は、

比類のない効率性、透明性の高いガバナンス、グローバルなスケーラビリティを提供するように設計されています

と謳うこのプロジェクトが、既にEthereumやNEOといったプラットフォームが先行している中、いかにして差別化を図るのか?

また、既存のプラットフォームに対してどのような差異・利点があるのかといったことについて見ていきたいと思います。

 

スケーラビリティ問題解決に向けたアプローチ ― ステートチャネル

プラットフォームとしての最も重要なポイントのひとつは、スケーラビリティの問題にどう取り組むかです。

以前のEthereumの記事中でも触れましたが、Ethereumはスケーラビリティの問題に直面しています(今回は詳しく触れませんが、当然Ethereum自体もこの問題を認識しており改善解消に向けて動いています)。

ブロックチェーンのスケーラビリティに対するアプローチとしては様々なものが研究検討されております。Segwitなど既に実装されているものもあります。

プラットフォーム型のプロジェクトにおけるスケーラビリティ問題改善のアプローチの例として下記のようなものがあります。

 

1. 異なるコンセンサス(同意形成)メカニズム採用によるスループットの向上

異なる(新しい)同意形成アルゴリズムを採用し、ブロックチェーンが1秒あたりに処理できるトランザクション数を増大させるアプローチです。

依然として限界(上限)はあるため根本的な解決にはなりませんが、1秒あたりのトランザクション処理能力の点でいえばビットコインやイーサリアムよりも高い性能を得ることができます

Dbftと呼ばれる独自のコンセンサスアルゴリズムを用いているNEOや、Waves-NGを実装したWAVESなどがこれにあたります。

 

2. シャーディング実装によるスループットの向上

トランザクションの検証をノード群毎に割り振り、検証の作業を並列処理することでスループットの向上を図るアプローチです。

稼働するノードが増えるほど、トランザクションの処理性能が向上します。

イーサリアムが採用に向けて動いているほか、Zilliqa(ZIL)は最初からシャーディングの採用によりスケーラビリティ問題の解決を目指しています。

 

3. オフチェーンによるスケーリング

オフチェーンとは、ブロックチェーン外で送金や取引を行うことです。
たとえばビットコインのライトニングネットワークやイーサリアムのライデンネットワーク、また取引所内の資金移動など(bitFlyerのbitwire等)がこれにあたります。

aeternityが採用するのはこのアプローチです
スマートコントラクトをメインブロックチェーンで実行せずにオフチェーンで動かすことで、スケーラビリティを向上させようというものです。

aeternityの場合、私的なチャネル(ステートチャネル)を作り、その内部においてスマートコントラクトを用いる当事者間でラインを構築しようというアプローチをとっています。

またステートチャネルは公開チェーン上ではなく当事者間のオフチェーン取引となるため、プライバシーの面でも利点があります。

スマートコントラクトで重要なビジネスデータを用いたい場合でも、コントラクトに関与する当事者間だけが情報の確認や操作を行うことが可能であるため、エンタープライズの使用により有用であると考えられます。

 

実世界のデータとスマートコントラクトを繋ぐ ― 分散化されたオラクル

スマートコントラクトとDapps開発の重要な側面は、外部のデータソースへのアクセスです。

選挙の結果、金などの資産の価格、ロンドンの天気、サッカー試合のスコア等々の外部データは、多くのアプリケーションで非常に重要な役割を果たします。

たとえば、サッカーの試合の結果により、スマートコントラクトで自動的に賞金が支払われるスポーツベットなどの仕組みを実装しようと思ったら、外部データとの連携が不可欠です。

こうしたパブリックデータをブロックチェーン内に提供する主体は「オラクルと呼ばれます。

※非常に紛らわしいですが、データベース管理ソフトウェア製品であるOracle Databaseや、開発元であるOracle社とは全くの別物です。

 

aeternityのオラクル(Oracle)は改変不能なパブリックデータを提供し、そのデータに従ってコントラクトを履行することができます。

多くのブロックチェーンプロジェクトでは、オラクルは集中化された単一障害点であるため、ダウンタイム等のセキュリティ上のリスクが伴います。

オラクルマシンによりオラクルを分散化し、オンチェーンコンセンサスとすることでaeternityはこのリスクを抑え、ゼロダウンタイムなオラクルを実現できます。

(分散化されたOracleのアプローチは2014年のVitalikのブログ記事にも言及がありました)

信頼性・安定性のあるオラクルにより、Augurのような分散型予測市場プラットフォームの構築や、保険、IoTといった分野への応用も可能となります。

 

PoWとPoSの混合型アルゴリズム

aeternityのコンセンサスは、Proof of Work(PoW)アルゴリズムとProof of Stake(PoS)アルゴリズムの混合型アルゴリズムです。

PoW

ブロック生成はBitcoinのモデルと同様、PoWによりマイナーが新しいブロックを検証します。

AeternityのPoWはJohn Trompにより提唱された「Cuckoo Cycle (PDF)」に基いています。これは、即座に検証可能なメモリにバインドされたPoWであり、計算能力よりもレイテンシに基づいたASICマイニングの一形態とのことです。

”[Cuckoo Cycle is] an instantly verifiable memory bound PoW that is unique in being dominated by latency rather than computation. In that sense, mining Cuckoo Cycle is a form of ASIC mining where DRAM chips serve the application of randomly reading and writing billions of bits.

When even phones charging overnight can mine without orders of magnitude loss in efficiency, not with a mindset of profitability but of playing the lottery, the mining hardware landscape will see vast expansion, benefiting adoption as well as decentralization.”

 

「Æternity blockchain」White Paper Ⅱ-C. Consensus mechanismより
https://aeternity.com/aeternity-blockchain-whitepaper.pdf

このメモリ要件に基づく作業アルゴリズムにより、スマートフォンなどのモバイルデバイスでもマイニングが可能になります。

 

PoS

Proof-of-Stakeはオンチェーンの予測市場を介して実装されます。

PoSアルゴリズムでは主に、aeternityエコシステムのガバナンスを制御します。

オラクルが不一致の場合、AEトークンホルダーによる投票で意思決定が行われます。

またAEトークンホルダーは、自分が所有するAEの割合に基づいて開発提案や変更に投票することができます。

 

ユニークなガバナンス

ガバナンスには先述のPoSが採用されております。

aeternityのガバナンスシステムはコンセンサスの一部です。予測市場を使用して、できるだけ効率的かつ透明性をもって機能します。

æternityは一種のフュターキー(futarchy)を実装します。Gnosisなども同様のものを採用しており、市場メカニズムに基づくガバナンスです。

このメカニズムでは、トランザクションを作成したり、オラクルに依頼するのにかかる費用から、ブロックタイムのような基本的なパラメータ値の変更まで、システムがどのように機能し、それぞれ新しいブロックごとに若干更新されているかを判断します。

そこではマイナーが投票し、バリューホルダーが賭けを行うことによって共に意思決定を下します。

 

aeternity(エタニティ) まとめ

うわーーーん難しいよぉぉ…泣 と号泣しながらなんとかまとめまでたどり着きました……。

当記事を作成するにあたり、Aeternityが競合プロジェクトと差別化されるポイントとして私は下記のように理解しました。

  • ステートチャネルと呼ばれるオフチェーンのアプローチにより、スケーリングとプライバシーを確保していること
  • スケーリングと機密性の両立により、ビジネス(エンタープライズ)で使いやすいプラットフォームとなる
  • 分散型オラクルにより、スマートコントラクトとパブリックデータを結びつけた活用が可能。
  • ブロックチェーン上に存在する分散化されたオラクルは、単一障害点リスクの排除、透明性の確保、異なるコンセンサスシステムを載せる必要のないことによる効率性の向上等多くのメリットがある
  • PoW/PoS混合型アルゴリズム:ブロック生成コンセンサスはPoW、ガバナンスはPoSを採用
  • PoWはRAMに基づいたメカニズムのCuckoo Cycleをベースにしており、スマートフォン等のモバイル機器でもマイニング可能
  • ガバナンスにフュターキー(futarchy)を採用し、マイナーとバリューホルダーが共に意思決定に関わる

調べるほどに、モノのインターネット、フィンテック、ギャンブル等々様々な分野への応用が可能な、非常にポテンシャルの大きい野心的なプロジェクトであると感じました。

メインネットリリースの遅延、Ethereumにシャーディングが実装された暁に立ち位置がどうなるのか……等々、懸念点もあります。

しかし改めて調べてみても、非常に壮大かつ力のあるプロジェクトであるのは間違いないように思えました。

価格的に今後どうなっていくのかは分かりませんが、ひとまず2018 Q2にリリースが予定されているメインネットの登場を待ちたいと思います。当記事が少しでも皆様の理解の助けになれば幸いです!

方針としては完全に完璧に網羅してご紹介するというより、分かる範囲で間違い(誤り)のない内容を記載することを重視したつもりではございますが、例によって誤った内容があれば即刻修正させて頂きますのでこっそり教えてください……。

というわけで今回はこの辺で!
ではまた!

 


参考URL:

https://www.aeternity.com/

https://blog.aeternity.com/

https://themerkle.com/what-is-aeternity-cryptocurrency/

https://coincentral.com/aeternity-beginners-guide/

https://captainaltcoin.com/what-is-aeternity-coin/

https://www.reddit.com/r/Aeternity/comments/7nxiby/what_is_aeternity/

https://www.reddit.com/r/Aeternity/comments/7o0ny3/what_is_aeternity_in_laymans_terms/

https://www.reddit.com/r/Aeternity/comments/7un4md/what_is_aeternity_ae_coin_scalable_smart_contracts/

https://blog.ethereum.org/2014/07/22/ethereum-and-oracles/

https://blog.ethereum.org/2014/08/21/introduction-futarchy/

 

はじめての仮想通貨(暗号通貨)取引にオススメな取引所

取引所により取扱銘柄が違うこと、サーバーダウンや規約・仕様変更、日本円に戻す際の出口確保といったことへのリスク分散のため、取引所の口座は予め複数箇所で開設することをおすすめしています(開設は無料です)。
  • Bitbank(ビットバンク)

    XRP(Ripple)、Monaなど、ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)取引は「ビットバンク」。スマホもPCも使いやすいデザイン・初心者に優しい簡単操作で「売買自体初めて」という方にもオススメ。登録ガイド記事はこちら

    口座開設

  • ビットバンクトレード
    Bitbank Trade

    ビットバンクトレードはBitbankと同じ「ビットバンク株式会社」が運営する追証(資産がマイナス=借金になること)無し、24時間365日、完全日本語対応でレバレッジ取引ができる取引所です。入出金はビットコインのみのため、Bitbankと併せて開設されることをお薦めします。

    口座開設

  • Liquid by QUOINE

    Liquid by QUOINEは、顧客の資産をコールドウォレットに保管し、セキュリティに非常に力を入れている取引所です。仮想通貨金融サービスプロジェクト「LIQUID」のために開発された独自トークン「QASH」も話題。登録ガイド記事はこちら

    口座開設

card02

 

その他おすすめ取引所

  • DMM Bitcoin

    DMM Bitcoin(DMMビットコイン)は国内大手IT企業「DMM」の運営する仮想通貨取引所です。アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)のレバレッジ取引ができるところが特徴です。

  • Bit Trade

    Bit Trade(ビットトレード)はシンプルかつ軽量、高機能なトレードツールを兼ね備えた、トレーダーにおすすめの取引所です。TradingViewを採用しています。

 

card02

card01
card02
card05
card06
card03
card04

bar3


「仮想通貨ブログを始めたい」という方向けのヒント記事を執筆しました。約10,000字ほどの内容を、noteにてワンコインで販売中です。これからブログに挑戦してみたい方は、ぜひ一度冒頭部だけでもご覧頂ければ幸いです。

こちらは仮想通貨に限らず、「ブログを始めてみたい。でも文章を書くことに苦手意識がある」という方に向け、記事の構成から、内容に説得力を持たせるコツなど、文章のヒントを詰め込みました。noteにてワンコインで販売中です。
 

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします

Twitter で

-02.アルトコイン, aeternity
-, , , , , , , ,



Author:ニルス

ニルス

二十代後半の貧乏社会人(Twitter:@nils00000)。サイト制作、WEB広告、画像編集などを含む何でも屋事務員(薄給)として真っ黒い会社で働く傍ら、ド文系ながら暗号通貨に興味を持つ。暗号通貨(ビットコイン・アルトコイン)のトレード、クラウドマイニング、セルフマイニングなどを勉強しながら実践中。保有アルトコイン銘柄 $WAVES / $ETH / $XRP / $XMR / $AE / $ETN など。 ※当サイトに掲載しているサービス・銘柄について、利益をお約束するものではございません。また情報の正確性には気を配っておりますが、当サイトの掲載内容について保証は一切致しかねます。必ずご自身で情報をご精査の上ご利用下さい。

関連記事

ブロックチェーン・ネットワーク – インターチェーンとは何か

レバレッジ1~100倍、追証なしのBITMEX。バナーから登録で半年間手数料10%割引(半年経過後は再登録すれば再び割引適用)。 この記事の目次1 インターチェーンとは何か2 インターチェーンとは何で …

ロシア情報技術通信省大臣「ロシアはBitcoinの合法化を決して考えないだろう」(翻訳記事)

レバレッジ1~100倍、追証なしのBITMEX。バナーから登録で半年間手数料10%割引(半年経過後は再登録すれば再び割引適用)。 この記事の目次1 ロシアの暗号通貨ニュースです1.1 「ロシアはBit …

アルトコイン投資ポートフォリオ公開(第2弾)

この記事の目次1 現在のポートフォリオ公開2 はじめての仮想通貨(暗号通貨)取引にオススメな取引所3 その他おすすめ取引所 現在のポートフォリオ公開 皆さんこんばんは、ニルスです。 今回はおよそ2ヶ月 …

2017年10月 Waves関連ニュースまとめ

この記事の目次1 2017年10月 Waves関連ニュースまとめ1.1 Waves-NGについて1.2 複数の暗号通貨取引所にてWAVESが上場1.3 iOS版クライアントにて遂にDEXが追加2 まと …

ZcashをGPUでマイニングする方法

レバレッジ1~100倍、追証なしのBITMEX。バナーから登録で半年間手数料10%割引(半年経過後は再登録すれば再び割引適用)。 この記事の目次1 ZcashをGPUでマイニングする方法1.1 マイニ …

オススメ

BITMEXの登録はこちら

レバレッジ1~100倍、使いやすいビットコインFXサイト「BITMEX

2018/08/05

Waves Community Japan・Waves Stationのご紹介

この記事の目次1 WAVES関連の日本のウェブサイト2 Waves Community Japan3 Waves Station4 まとめ4.0.1 はじめての仮想通貨(暗号通貨)取引にオススメな取引 …

2018/08/03

手数料が激安 仮想通貨取引所BitMart(ビットマート)とは

この記事の目次1 手数料が激安 仮想通貨取引所BitMart(ビットマート)とは2 BitMart(ビットマート)の特徴2.1 運営実態について2.2 手数料が安い2.3 BMXトークン2.4 懸念点 …

2018/08/02

Stellar/Lumenを持っているだけで増やす方法

レバレッジ1~100倍、追証なしのBITMEX。バナーから登録で半年間手数料10%割引(半年経過後は再登録すれば再び割引適用)。 この記事の目次1 Stellar/Lumenを持っているだけで増やす方 …

2018/07/22

Mining Rig Rentalsを使って機材・設備無しにマイニングをする方法

レバレッジ1~100倍、追証なしのBITMEX。バナーから登録で半年間手数料10%割引(半年経過後は再登録すれば再び割引適用)。 この記事の目次1 Mining Rig Rentalsを使って機材・設 …

2018/07/20

だれでも気軽に株式投資、スマホ証券「One Tap BUY(ワンタップバイ)」登録方法

この記事の目次1 だれでも気軽に株式投資、スマホ証券「One Tap BUY(ワンタップバイ)」登録方法2 「One Tap BUY(ワンタップバイ)」登録方法(WEB上の入力フォーム完了まで)3 「 …

DMM Bitcoin

DMM Bitcoin

DMM Bitcoin Co.,Ltd.posted withアプリーチ